現場勤怠ストレスゼロ!
IoTで専門職務に全集中!
手間なし、モレなし、ストレスなし!
建設DX研究開発
2024年度働き方改革法案対応!
ビーコン検知による
入退
業務の手間削減
労働力不足や高齢化、さらに現場の生産性向上、コスト削減など建設業界の課題をどう解決するか。その課題に対して期待されているのが、IoT・ロボット・AIといった「建設テック」の活用と言われています。私たちは、現場就労者の入退情報の打刻・登録をどの年代の利用ユーザーにおいても極力簡単でシンプルなものをと考え、「ビーコン活用」に着眼し研究開発をスタートしました。
現場エリアに入る事で
入場時間を記録
現場に設置されたビーコンエリアに作業員が入ることで入場を検知、その時間を記録をします。退場も同様にエリアから出ることで退場時間を記録します。記録された入退情報はクラウド上で可視化されます。管理者が全就労者の入退情報を一括管理が可能になります。
現場勤怠ストレスゼロで、
より確実性のある入退場情報
リアルタイムでの位置情報の取得により、事故発生時の現場所在の作業員が把握でき迅速対応など可能となります。またIOT/ビーコンの利点として、入退情報の登録モレや紙ベース記録での人為的なミスなどの発生がなく、作業員及び管理者双方の業務軽減化を図る事ができます。
弊社が提供させて頂いている入退場登録方法は、他にも電話コール発信、顔認証、カードリーダーなどある中で比較的安価でリアルタイムな確実性のある入退情報取得が可能であるため、大手ビルダー様でのニーズも広がりつつある。
<<導入担当者のコメント>>
①実は大変だった最初の試行
最初にビーコン入退場の試行した時点ではまだスマホの普及状況が現在ほどではなく、当初想定していた「スマホありき」の提案ができなかった。試行ではRaspberryPi(ラズベリーパイ)というワンボードマイコンにビーコンの受信機能を組み込み、それを試行邸現場に設置、職方さんにはビーコンを持ってもらうという方式で行いました。
一方、職方さんには電話架電による入退場も並行して行っていただき、両者のデータを比較して有効性を確認しました。結果は大変良好。ビーコンは入場、昼食等による途中退場、そして退場の時刻を正確に取得していました。
しかし、コスト面で課題が。PCやスマホほどではありませんが、ワンボードマイコンはそれなりに高額で設置後の管理も大変です。また数千円のビーコンを全職方に配布するとすれば、費用も莫大になる。それにビーコンは、忘れてしまうこともあります。(実際の試行期間にもあった)
正確さ、便利さという利点はあるが、実現には大きな壁があったのです。②スマホありきの時代は意外に早く来た!
スマホはあっという間に普及して、私たちの生活に大きな変化をもたらしました。我々は当初想定していた、スマホアプリ+ビーコンによる試行を行うこととなった。 職方さんにはスマホへアプリをインストールしてもらう、そして各邸にはビーコンを1個置くだけです。ビーコンの価格も最初の施行時より安価になり、通信距離も伸びて進化していました。試行の結果はもちろん良好。スマホを忘れる例はほとんどありませんでした。
③そして実運用へ!
現在複数のハウスメーカーで実運用が行われています。
当然ながらアプリをインストールしていただく必要があり、そこは最初の関門となります。我々は簡単なインストール&操作マニュアル(表裏1枚)を作成し、配布していただきました。またブルートゥースや位置情報の設定を「ON」にしていただくなど、職方さんにとっては普段やり慣れない作業を行っていただくこととなります。
コロナ禍でもあり、Webを多用した説明会を実施。また入退場電話番号を記載したシートにインストール用のQRコードを付記するなど、全職方さんにインストールしていただくよう周知に努めました。④近い未来は入退場の主役に!
ビーコンによる入退場登録の実績は、入退場全体からみるとまだまだ多くはありません。しかし、設定さえ行えば何もせずに入退場登録ができるのは大変魅力的です。近い将来はビーコンが入退場の主役となる可能性が十分あると考えております。