建設DXアプリ「Kizuku/キズク」に
「安全衛生機能」が正式リリース!
Kizukuプレスリリース
効率化とともに
コンプライアンス向上を支援
従来、住宅メーカーに向けて「労務安全管理システム」を提供するコムテックス株式会社(富山県高岡市、代表取締役:後藤敏郎、以下「コムテックス」)は、このたび10月26日(水)にその仕組みをSaaS化し、施工管理アプリ「Kizuku/キズク」の安全衛生機能(オプション)としてリリースした。
サービスの提供背景
コムテックスは、2005年に建設現場で入退場を管理するICTツール「アットホームダイアリー」をリリース以降、大手ハウスメーカー各社に向けて「労務安全管理システム」を提供。長年の建設現場の労務安全管理を支援してきた経験と、昨今の業界全体としてコンプライアンス対策が急務となっている状況を踏まえ、中小現場にも適したサービスとして施工管理アプリ「Kizuku/キズク」にも機能を追加した。
安全衛生機能の3つの要素
Kizukuの安全衛生機能オプションは主に3つの要素で構成されている。
1自社・協力会社管理/コンプラチェック
自社及び協力会社の会社情報・作業者情報を従来の紙ベースでの収集からクラウドでの一元管理へ。煩雑な情報収集・管理業務を効率化し、費用及び業務工数の削減が期待できる。
また、建設業許可や保有資格の期限切れなど登録情報に対する自動チェック機能を搭載しており、最新で適切な情報管理が可能。
2安全帳票管理
登録情報及びテンプレートを活用しながら、少ない入力で帳票作成業務をフォロー。建設業法関連の以下6つの安全帳票について、全建統一様式に準ずるフォーマットにて自動出力可能。
・施工体制台帳作成建設工事の通知
・施工体制台帳
・工事作業所災害防止協議会兼施工体系図
・再下請負通知書(変更届)
・下請負業者編成表
・作業員名簿
3簡便な入退場打刻/KY確認&安全作業チェック
標準機能の入退場スタンプでの打刻に加えて、現場ごとに設定された「入場・退場用電話番号」への電話発信での入退場の打刻も選択可能に。「事前登録がない」「スマホがない」作業者でも通信環境に影響せず入退場情報を記録でき、登録された入退場情報は建設キャリアアップシステム(CCUS)への連携も可能。
また、入場の打刻後、元請会社独自のKY情報及び安全作業チェックリストをその日の作業に合った内容で表示可能で、安全な現場づくりを支援する。
安全衛生機能に引き続き年内には、現場の労災保険料の大幅削減につなげられる「労災機能」もKizukuに追加予定。本機能の活用により「現場の入退場情報」と「作業員の賃金情報」の把握を可能にし、労災保険料の算出方法を「みなし賃金」から「実質賃金」方式へと見直すことで、効率の良いコストダウンが期待できる。